技術情報

高性能で環境特性の高いノンフロン 吹付け硬質ウレタンフォーム

免震・耐震・制震技術

アクアフォームNEO。今までの建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームは、代替フロン(HFC)タイプとノンフロン(水発泡)タイプの2種類が使用されておりますが、それぞれにメリット、デメリットがあります。アクアフォームNEOは、代替フロタイプ、ノンフロンタイプの両方の長所を備えており、発泡剤に採用したHFOは、オゾン層破壊係数(ODP)が0、地球温暖化係数(GWP)も1のため、地球温暖化防止に貢献いたします。また、従来のHFCと同等の断熱性能が得られるため、現在のノンフロンタイプで課題とされていたフォームの厚さを薄くすることができます。代替フロンとノンフロンのそれぞれの良さを両立したアクアフォームNEOは環境に配慮したこれからの断熱材です。

2016年10月JISマーク表示製品の認証を取得

耐震補強技術

1、HFO(ハイドロフルオロオレフィン)HFCと特性が似ていて毒性が低く、熱的安定性も高いため発泡剤として有望な物質です。地球温暖化係数が1で、温室効果の軽減、温暖化防止に役立ちます。

2、HFC(ハイドロフルオロカーボン)2003年末で生産・輸入が全廃されたフロンに替るもの。地球温暖化係数が950のものが代表的。オゾン層を破壊しないものの、温室効果ガスに分類されている。

3、オゾン層破壊係数(ODP)大気中に放出された物質がオゾン層に影響を与える度合い。CFC-11を1.0とした場合の値。

4、地球温暖化係数(GWP)二酸化炭素を基準にして、ほかの温室効果ガスがどれだけ温暖化に影響するかを表した数値。温暖化への影響度合いをCO2を1とした場合の値。

アクアフォームNEOは、人と地球にやさしい

○○○技術

アクアフォームNEOの特徴

1、高性能 従来のウレタンフォームと同等の断熱性を持ちます。

2、環境特性 オゾン破壊係数(ODP)がゼロで、地球温暖化係数(GWP)が低い新発砲剤を使用

3、施工特性 従来のノンフロンタイプ(水発泡)と比較して環境温度の影響を受けにくく施工性に優れます

 ■フロン排出抑制の取り組み。フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(略称 フロン排出抑制法)が平成27年4月1日から施行され「硬質ポリウレタンフォーム用原液」(但し、住宅建築用の現場発砲製品に限る)が指定製品に定められました。当社ではフロンを含む住宅建築用の現場発砲製品に環境影響度(GWP)を100以下と定め、2020年度までに達成できるよう取り組みを進めています。

 

※当ページに表示されている商標「AQUAFOAM」並びに製品の名称、サービス名称等は、株式会社日本アクアの日本登録商標、または商標です。SGS Groupは当技法にて施工サービスを行っております。